ドレミファソラシド
何語?
小学校の音楽で習ったドレミファソラシドって何語かご存じですか?
正解はイタリア語です。
ではドレミファソラシドを日本語で何と言うでしょう?
正解はハニホヘトイロハです♪
昔聞きませんでした?「ハ長調」とか。
ハ=ド
長調=メジャーキー
と、ちょっと難しくなってきたのでやめましょう(笑)
ここでまず一番お伝えしたかったのが、英語ではドレミファソラシドを何と言うかです。
分かりますか?
音楽をやっている人には常識でしょうけど、そうでない人だと知らない場合も多いはずです。
正解はCDEFGABCです♪
英語ではドレミファソラシド=CDEFGABCと呼びます。
音域を調べるアプリ
歌は好きだけどカラオケは苦手って方は多いと思います。
カラオケが苦手な理由としてよくあるのが、キーが高くて歌うことができないって意見です。
大丈夫です。
キーを下げましょう。
プロは毎日毎日発声練習をしているんです。
一般人が同じようなキーで歌うのにはそもそも無理があります。
もちろん声帯には個人差があり、もともと高い声が出せる人もいますが、大事なのは自分の声を一番活かせるキーで歌うことです。
そこで必要になってくる知識として、自分の地声で出せる一番高い声の高さ、一番低い声の高さ。
裏声で出せる一番高い声の高さ
ここが分かっていることで、曲選びや、曲のキー設定の際に役立ちます。
ボーカル音程モニター
スマホで『ボーカル音程モニター』を検索しましょう。
『音域 調べる』等で検索しても見つかると思います。
このようなアプリです。
見つかったらさっそくダウンロードしてみよう。もちろん無料なので安心して利用できるからね
使い方
使い方は超簡単です。
アプリを開くとこのような画面になります。
適当に声を出してみます。
すると画面上に波形が表示されます。
『B4』との表示が確認できますね。
最初に説明したことを覚えていますか?
ドレミファソラシド=CDEFGABC
でしたよね。
画面には『B4』の表示。
『B』
つまり日本語で言うところの『シ』の音が現在の声の高さですよ~
って言う具合に音の高さが分かっちゃうのです。
『B4』の『4』は!?
って思いますよね。
こちらをご覧ください。
ドレミファソラシドはオクターブ違いで上下にいくつも存在しますよね?
『B4』の高さはピアノ鍵盤中央の『ド』から数えて右に白鍵盤6個分移動した場所にある『シ』の高さなんです。
音階の呼び方
ハイエー?
インターネット上ではいつしか上記の音の高さの表し方(B4、C5等)とは別にもっと分かりやすい表し方が使われるようになりました。
hiB、hiCといった表記です。
ミッドワンジー、ミッドツーディー、ハイエーのように読みます。
このように呼び方が違うだけで同じ位置にある鍵盤の音の高さは同じです。
つまり『B4』=『hiB』ってことです。
さぁスマホに向かって声を出してみましょう!
男性なら地声でhiA(A4)、裏声でhiE(E5)まで出せれば凄い方だと言われています。
女性なら地声でhiD(D5)、裏声でhihiA(A5)まで出せれば凄いと思います。
大事なことなのでもう一度。
喉が痛くなるような発声を続けると声帯にポリープができてしまったりと大変です。
あまり無理せずに出せる声で測定しましょう!
音域の調べ方
実際に測定
音域の調べ方は分かりましたか?
もう分かったかもしれませんが一応説明します。
まずは地声の最低音から調べてみましょう。
スマホに向かって「あ~」でも「い~」でも良いので発声し、どんどん声を低くしてみましょう。
だんだん声にならなくなりますよね?
きちんと声になっていた最低音の高さをメモしておきます。
次は裏声の最高音を調べてみましょう。
スマホに向かって「あ~」でも「い~」でも良いので裏声で発声し、どんどん声を高くしてみましょう。
きちんと声になっていた最高音の高さをメモしておきます。
最後に地声の最高音を調べてみましょう。
スマホに向かって「あ~」でも「い~」でも良いので地声で発声し、どんどん声を高くしてみましょう。※喉を閉めるような無理な発声はNG
きちんと声になっていた最高音の高さをメモしておきます。
さて、これであなたの音域がわかりました。
高い声が出なくても大丈夫です。
そのためにカラオケのキー設定があるわけですし、練習すれば高い声もある程度までは伸ばせます!
キーの設定
曲の最高音
自分の音域が分かったところで、次に必要な情報は歌いたい曲がどれくらいの音域を必要とするのかですね。
こちらのサイトでは色々なアーティストの曲別の音域(最低音や最高音)をまとめてあるので参考にしましょう。
私の場合ですが音域を確認するときは、最低音よりも最高音に注目します。
最高音を無理なく出すためにはキーをいくつ下げれば良いかと考えるからです。
以外にも分かっていない人が多いのですが、カラオケのキーを1個下げることで伴奏の音全体が、ピアノの鍵盤1個分低いほうへスライドするのです。※黒鍵も1個に数えますよ
これでキーの設定についても理解できましたよね?
歌いたい曲に出てくる最高音を事前に調べて把握しておけばキー設定が楽になります。
まとめ
まずは、英語でドレミファソラシド=CDEFGABCと呼ぶことを覚えておきましょう。
スマホアプリ『ボーカル音程モニター』で自分の声の高さを測定してみましょう。
無理なく出せる声の高さの範囲を歌に使える音域と言います。
自分の音域で自分の歌いたい曲を歌うには、その曲の最高音を調べてキーをいくつ変えれば良いか調べておくと良いです。
ぜひ『ボーカル音程モニター』と音域.comを活用してよりカラオケを楽しめるようにしましょう!